maximum segment size(MSS)は、TCPヘッダーのoptionsフィールドのパラメーターで、コンピューターまたは通信デバイスが単一のTCPセグメントで受信できる最大量のデータをバ TCPヘッダーまたはIPヘッダーはカウントされません(たとえば、IPデータグラムのMTUとは異なります)。 TCPセグメントを含むIPデータグラムは、単一のパケット内に自己完結型であってもよいし、いくつかの断片化された部分から再構築されてもよい; いずれにしても、MSS制限は、最終的に再構築されたTCPセグメントに含まれるデータの合計量に適用されます。
IP層の断片化を回避するために、ホストは、ホストが処理できる最大のIPデータグラムからIPおよびTCPヘッダーサイズを引いた値に等しい最大セグ したがって、Ipv4ホストは536オクテットのMSSを処理できる必要があります(=576 – 20 – 20)およびIpv6ホストは、1220オクテットのMSSを処理できるようにする必要があります(=1280 – 40 – 20)。
MSS値が小さいと、IPの断片化が減少または排除されますが、オーバーヘッドが高くなります。
データフローの各方向は、異なるMSSを使用することができます。
ほとんどのコンピュータユーザーでは、MSSオプションはオペレーティングシステムによって設定されます。